エルマリート28ミリF2.8 初期型


写真がボケボケですみません。デジカメで撮ったもので...そのうち入れ替えます

 以前から欲しかったエルマリートを入手しました。入手方法は最終的には私が日本のお店で買った品物を友人が個人輸入したものと交換しました。経費は11万円程度してます。
 このレンズ、描写に個性的な雰囲気があるので、どうしても欲しかったのです。残念ながらその個性は下の試写データではもう一つ表現できてません。ちょっと絵に描いたようで、それでいて、かなりくっきりとした線描写というのでしょうか。

 私は姿形はあまり気にしない方ですが、このレンズは端正なスタイルでも知られてます。文字は赤色で、焦点深度と絞りの関係がとても見やすい表示になってます。欠点というと、同じ型の最後期以外のものはライカM5やCLでは使えないこと、それにM6の露出計でも正しい計測ができないことでしょうか。


なんとなく懐かしい色合い。これなんですよ。求めているのは。
私の好きなエキザクタのビオター58ミリに色合いの出方が少し似ています。しかし、こっちの方がシャープだな。




レタッチが下手なのでうまく表現できてないのですが、シャープな描写と、驚くほどのコントラストの強さ。白い色がズミルクス35ミリF1.4と同じでとても快く出てきます。
 でも使いこなすのにはずいぶん技術がいりそう。




はっきりとは言えないのですが、鳥居の描写を見ていただくと私の好きな味が少しだけ出ているんです。やわらかさと、克明な雰囲気とがうまくとけ込んでいるような気がしてます。このシーンなら現役のエルマリートはいやというほどシャープに切れる描写をするでしょう。



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